今回は文章表現技術についてふれる。
アフィリエイトや作家業ではもちろんのこと、人によっては生きていく上で、文章表現能力っていちばん重要なことなんじゃないかな?
まあ日本、文を書けない人ってのは実に多い。
書けても下手くそというか、中身のつまらない文ばかり書いている人が、圧倒的多数。
なんでこんなことになるのか?
もちろんしっかりした理由がある。
この連続記事では、有料の情報商材級のことを無料で話すことになるので、心して聞いてもらいたいね。
最初は、現役学生には興味深いかもしれない、国語、数学、英語と創作を関連づけて話していこう。
まず国語。
国語が得意だからといって文を書けるかというと、そうではない。
「国語が得意」というのは、はっきり言っちゃえば「社畜になる能力がある」「誰かのご機嫌をとる能力がある」だから。
学校の試験とか模試とかセンター試験、受験の本試験。
国語の試験では何を試されるかというと、結局のところ「読む力」でしょ?
「書く力」ではない。
読解の問題は抜群にとけても、ごくまれに現れる筆記の問題はまったくできない、という子は多い。
小論文とかもそうだね。
国語の試験問題をとく行為自体は、極めて受動的。
対策をしても、将来的にはせいぜいよくて、場の雰囲気や空気を読む力、上司の気持ちを読みとる力が養われる程度のものなんだね。
別の訓練をしないと、書く力ってのは養われない。
そのことを確認しておきたい。
語彙が関わってくる以上、国語も得意であるに越したことはないんだろうけれどね、創作の本質ではないんです。
次に数学。
いきなりぶっちゃけてしまうと、小説家として有名な芥川龍之介。
彼は数学のほうが得意だったりする。
なにかしらクリエイティブなことができる人は、数学がめちゃくちゃ得意。
音楽の分野でもモーツァルトとかが、数学は大得意。
創作と数学は、密接に絡みあっている。
どちらも空間把握能力、ようするに右脳を働かせる作業が絡んでいるから。
左脳は論理、右脳は感性、ってのはよく言われることだね。
もちろん文を書く上ではロジックも必須だけど、結局ロジックはなにかを達成するための手段でしかないから。
目的がなければ、機能しない。
こればかりはみんながイメージする通り、創作の根底にあるのは感性なんだってことだね。
将来クリエイティブな仕事をしたいというのであれば、数学も無視できない。
少なくとも数学をやっておけば、創作脳を作りだす訓練になる。
そして英語、外国語。
受験の中では一番できてなくちゃいけない科目だけど、創作でも同様に一番重要な科目となる。
具体的に言えば、日本語を英語に、そして英語を日本語に翻訳する訓練をくりかえす。
まずはこれで文法的に正しい文章を書けるようになる。
君の文章を英語になおしてみたときエラーがあるなら、その文章は文章としては、成立していないんだな。
本場のクリエイティブ・ライティングでは、この翻訳という作業が実に重要。
良質な文の翻訳をくりかえすことで、左脳を鍛えるだけでなく、単純に良い文章を書くための下地を、脳内にインプットできる。
だからまったく文章を書けなかった人も、翻訳業をやることで能力をつけ、そこから作家になったパターンが結構ある。
小説をそのまま翻訳するんだもん、それをくりかえしていれば、次第と文章力も飛躍するに決まってるよね。
ちなみに今は世界文学とまで称される村上春樹も、この翻訳によってのぼっていった作家です。
意外と知られていないかも?
まとめると、書く力を養う上では、英語と数学が重要。国語は意外とどうでもいい、ということ。
数学は直接的には創作には結びつかないけど、創作の源泉となる発想力や感受性をひきだすことができる。
はっきり言えば面白い人間になれる。
また数学ができなくても英語ができていれば、翻訳をくりかえすことで「創作の下地」を作ることができる。
こういうことだね。
とにかくいきなり数学をやれ、というのも雲をつかむような話だろうし、面倒な人は単純に海外小説の翻訳でも繰り返していればいいね。
それだけでも飛躍的に文章力はあがります。
数学でいくなら才能型・芥川龍之介タイプ、英語でいくならコツコツ努力型・村上春樹タイプ。
実際のところ僕は国語が苦手で、それ以外の数学、英語、理科、社会はすべて得意。
特に数学が得意で、次に英語です。
国語が苦手でもこういうブログは書けてしまう、ということを覚えておいてほしいかな。
こう言われると、普段学習意欲のない学生諸君も夢がふくらんで、勉強しようと思うんじゃないかな?
最近のセンスのない教師は、きっとこういうモチベに関わることを、話してくれないものね。
大体の教師はつまらない人生送ってるから、こういうことは話せないようにできている。しょうがないね。
特に脳の構造上、数学が苦手と言われる女の子諸君、ぜひエンジンにしてほしい。
国語だけは得意、しかし他の科目は全滅、って女の子はこれまで何人も見てきた。
僕自身の好みを言えば、そういう女の子は従順で献身的なことが多いから、嫌いではないんだけどね(笑)
数学や英語をがんばってといている女の子の姿は、なんともかわいいものです。
また同じ「文章技術」のテーマで、次回記事を書きます。