(画像は7月の安房鴨川旅行より)
最近判明してきたこととして「母親との仲が悪い人は、成功者体質になりやすい」ということ。
どうやら幼少期に母親と良い関係を結んでこれなかった人って、一定の感情が欠落していることが多いようだね。
だいたい頭のおかしい母親を持っていると家族内で基本的愛情が形成されないので、「周囲の価値観は信用できない」「自分を守れるのは自分だけ」という思考にシフトしていき、結果、理屈で行動しやすくなる。
母親との仲が最悪 → 理屈傾向 → 成功者体質
母親との仲が良好 → 感情傾向 → 失敗者体質
自分が理屈ベースの人間か感情ベースの人間か。
その見極めが重要です。
多くの人は「非・成功者の価値観」で生活している。
なぜなら周囲の人々というのは、だいたい成功者とは程遠い、普通の人生を送っている。
そして人間は、そうした周囲の情報・影響をうけて、後天的に生き方が左右されていくから。
まわりが失敗者だらけなら、自分もまた失敗者になりやすい。
だから幼少期において「まわりの人間が敷いた価値観のレールには、絶対に乗らない」という気概を持つことが、わりと重要なわけ。
それまでの生き方、考え方、感情が原因で、お金稼ぎや人間関係において失敗した人生を歩んでいる。
なので成功者になりたいなら、自分の中にあるそうした感性、感情、見栄といったものを一旦すべて捨て、理屈によって行動する必要がある。
納得のできないことでも、とにかく成功者に言われた通りに、成功者の思考・行動をコピーすることに努める。
「変化・成長のためには、感情ではなく理屈によって行動する必要がある」ということさ。
理屈ベースの人間は、成長・変化していくことに優れている。
その場しのぎの感情にとらわれず、みずからが設計した将来へのステップにしたがって行動をおこせるからだね。
よって成功者の行動・思考を素直に模倣していき、お金稼ぎや人間関係においても、すぐに成果がでるようになる。
いわゆる守破離ですね。
実際こうした人々はネットでのお金稼ぎにしても、マインドの部分を省いてやり方(ノウハウ)を教わるだけで、すぐに実践して成果をだす。
いっぽう母親と仲睦まじい関係を形成しながら温和に育ってきた子供だと、感情ベースの人間として育ってしまう。
自分の家庭における温かみがあたりまえのものとなり、社会に対しても無意識のうちに、そうした安定志向や温かみを求めるようになる。
だからこそリスクを避け、普通に学校へ行ったり、会社員になったりする人が多いわけ。
ネットのお金稼ぎでも、ノウハウを教わったところですぐには実行に移せず、マインドから強化していく必要のあることが多い。
僕にはよくわからない感覚だけど、やはりこうした人々は、ネットのお金稼ぎに対する、もしくは社会から村八分にされることに対する「得体の知れない恐怖感」というのが、根底にあるらしい。
物事に対して過度に怒りっぽいところも、文字通り、感情ベースの人には特徴的。
たとえば子供を殺した犯罪者が報道されるたびにプリプリしている人が日本人には多いが、わりとその感覚、僕にはわからないことが多いね。
もちろん犯罪だから「悪いこと」という認識はある。
しかし怒る怒らないという観点で話をするならば、「そんなことでいちいち怒っていられるほど人生は長くない」という理屈が先行するのさ。
犯罪者に対する憤りはまだマシだが、これが政治家に対して「自分の生活がよくならない」となんやかんや文句を言う人であれば、本格的に人生失敗する人の典型という感じだね。
ニュースを見るだけならまだしも、ブランドのあるコメンテイターでもないのにいちいちニュースについて意見・文句を言うことって、成功哲学的には人生の浪費だったりする。
あとは、理屈型であれば一人で精密な行動をすることが得意、よってレバレッジのきく高収入なネットビジネスにも向く。
逆に感情型は複数人で単純作業をすることが得意、よって現場のレバレッジのきかない低収入な仕事が向く、といった特徴もある。
なんであれ、自分が感情傾倒なのか理屈傾倒なのか、よく見定めることが重要。
感情傾倒であれば失敗者の価値観になりやすいため、マインドから強化していく必要がある。
理屈傾倒であれば、ノウハウを習得して実践するだけでOKな可能性がある。
ところで成功者体質というのは、それだけの不幸を味わっているので、当然のことながら良いことばかりでもないね。
たとえば母親との人間関係が悪いと、思考が成功者に傾くぶん、犯罪者にも傾きやすい。
正確に言えば「母親との仲が悪い人は、成功者か犯罪者になりやすい」ということ。
ぱっと見、家族仲の悪い人で犯罪をおかさずに成功者になっている人は、やはり少ない。
しかし感情ベースの温和な家族よりも、理屈ベースの冷たい家族からのほうが、成功者がでてくる可能性は圧倒的に多いということも事実。
これから育児を開始しようとする親御さんにとっては悩ましいところだけど、意図的に子供を理屈ベースに育てようとする場合は、注意が必要だね。
そもそも成功と犯罪って、わりと紙一重な部分がある。
成功にしても犯罪にしても、刺激的でダイナミックな人生というところが共通点。
実際、性犯罪や自殺未遂をおかして成功者に転じた、というケースはやはり多い。
誰とは言わないけれど、そうした成功者をだいぶ見てきているよ。
いっぽう普通の温和な家族関係で育った人たちにはそうした刺激がなく、無の人生となりがち。
極端だけど、母親と仲のよい男子がしばしばマザコンとなり、大人になって就職しても母親離れができず、いつまでも恋人ができない。
そうしたパターンがあるよね。
幼少期からすでに満たされた人間関係があると、それ以上を求めなくなり、将来的にお金稼ぎも恋愛も捗らなくなる、というのは確かに言えることなんだね。
温和ゆえに刺激やリスクを求めず、後々成功者と比べると無みたいな人生になるというのは、なんとも皮肉な話だ。
逆に幼少期における感情や幸福感が希薄だと、反動で大人になったときには、逆にそうしたものを求めようとする。
そういうことなのだろう。
どっちのほうが幸せ、ということは言えないだろう。
酸いも甘いも噛み分けた、ダイナミックな人生を送りたいのか。
それとも学畜・社畜をしながらも、漠然とした幸福感に包まれた平坦な人生を送りたいのか。
ただ平坦な人生だとあまりお金も稼げず、大震災のときに逃げる術がなく、日本の没落とともに死んでいくことになるのは、言うまでもない。
余談がすぎたが、お金を稼ぐ上においても、幼少期に自分がどんな風に育てられてきたのかは、影響を与えてくる。
そして温和に育てられてきた人が成功者になりたいのであれば、成功哲学やマインドといったものを徹底的に脳内に叩き込まないと、なかなかうまくいかないことが多い。
このことを覚えておこう。
そんなわけなので、特に温和に育ってきた人ほど、ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」やスティーブン・R・コヴィー「七つの習慣」を脳に焼きつけるほど、繰り返し読み返すことをオススメするよ。
劣悪に育ってきた人は逆に、なるたけ感情欠落をうめる勉強・経験を、たくさんしていくようにしよう。
僕も大概理屈傾倒の人間なので、やり方を教わってもなかなか行動に移せない人たちを見るたびに「なんでできないのだろう?」と考えていたが、この「家庭環境が稼ぎ力に影響する」という話を知って、ひとつ謎を払拭できた感じだね。