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馬鹿でも1億円を簡単にもらえる方法

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僕にしては珍しく、詐欺系メルマガの煽りみたいなタイトルになっているが、もちろん釣りではない。
しかもこともあろうに、だいぶ誰にでも再現性のある方法なので、困ってしまうね。

答えを簡潔に言う。
お金持ちの講師がおこなうセミナーに、行ってください。
できれば海外の講師であることが好ましい。
そして、セミナー中に「お金いる?」と講師に話しかけられたら、元気よく「はい!」と、誰よりもはやく返事すること。
要点としては、これだけ。

つい昨日だが、不動産投資・ネットビジネスを中心とし、複数の収入源を持つ富豪・ロバート=アレン氏のセミナーに参加していた。
オムニバス形式のセミナーで、最初はいろんな日本人講師が交代交代でスピーチをおこなっていた。
9時間という拘束時間なので、だいぶ飽きてきたわけだが、トリとしてロバート=アレン氏が登場。
一気に眠気がとんだね。
なぜならスピーチの途中に、こともあろうにお金を観客に配りだしたからだ。
その額、1人につき100万ドル。
100万ドルを、どんどん目についた観客たちに配っていく。
単純に1ドル100円換算で計算したら、その額は1億円。
そして僕が視認したかぎりでは、渡した人数は30人はくだらなかったと思われる。
つまりアレン氏は最低30億円は、そこでばらまいたということになる。
こればかりは、さすがに僕も面食らってしまった。
1億円を、アメ玉でも転がすかのようにどんどん渡していくのだから、「ああ、これが本当のお金持ちなんだな」と思ったものだ。

実は、セミナー中にお金を配ること自体は、日本人講師のセミナーでもわりとあったりする。
セミナーの眠気ざましには、わりとそれがよかったりするからだ。
ただ1人に渡す額が1万円程度なので、特筆に値するものではない、と僕は考えていた。
そんなこといちいちシェアしてもしょうがないので、特にメルマガで伝えることもしていない。

ただ今回は、1人につき1億円だ。
不動産を買うなり会社を作るなり、使い方によっては、それなりに人生を変えることのできる金額と言える。
モノホンのお金持ちの外人講師だと、こういうことがあるわけだ。

やはり日本というのはお金の稼ぎ方も海外の亜流のものが多く、海外に比べると5年ほど遅れている。
それに連動するように、結果的に日本の最高峰と言われる人々の年収も、海外と比較するとたいしたものではなくなっていく。
だからセミナー観客にお金を渡すにしても、1人1万円という額が関の山なのだ。
しかしお金の稼ぎ方において最先端をいっている「真の海外の富豪」というのは、そんなものではない。
本当に「さも当然」と言わんばかりに、1億円レベルのお金を舌先で転がしていく。

だいたいこういったセミナーに参加しても、いわゆるノウハウコレクター化するだけで、結局お金を稼げない人は多い。
そして成功哲学を有効活用できない人も多い。
「マインドや元気さだけでお金持ちになれるなら、じゃあ私のことをお金持ちにしてみろよ」と叫びたい人もいるのではないだろうか?
答えは単純。
こういった外人お金持ちの講師のセミナーにいけば、ポンと1億円くれるよ。
What an amazing world!

日本人講師がおこなうセミナーでは、こういったことはない。
よく言われるのが、ことごとく日本人というのはオリジナリティがないということ。
成功哲学にしても結局亜流の亜流を極めているから、講師陣の発言が心まで響いてくる観客というのは少ない。
お金の稼ぎ方やマインド、成功哲学、なによりその伝え方にしても、海外というのははるか上をいっているのだ。

そしてもちろん、この1億円だが、セミナー参加者の誰もがもらえるわけではない。
アレン氏が気に入った人物にだけ、1億円(100万ドル)が渡された。
以下のような要素を持つ人だ。

・元気な人
・素早い人
・プライドを捨てれる人

セミナー中「100万ドルほしい?」と彼が言ったとき、すかさず「はい!」と大声で返事し、起立して手をあげる。
そして他のセミナー参加者の視線などかえりみず、演壇の前まで走っていく。
これを真っ先に素早くできた先着数十名が、100万ドルを手にしている。

これはアレン氏にかぎったことではなく、他の海外セミナー講師でも同じことだ。
上記のようなエネルギッシュな行動力を持つ人を、人生の成功者たちは好むのだ。

日本人はとにかくネガティブ思考で行動力もないので、
逆を言えば、ちょっとここで動けさえすれば、一気に他の日本人と差をつけれて、お金持ちに着目される可能性も高まる。

たとえあなたが成功哲学を信じていなくても、単純にあなたがお金を欲しくて、
なおかつお金持ちがそういった積極的な行動を好むなら、
そうした行動力を身につけることには、しっかり合理性があるわけだ。

国内のものであれば、セミナー自体は、どんな人でも通常席5000円程度で参加できたりする。
それだけで100万ドル手に入る可能性があると考えれば、だいぶコストは低く、再現性のあるお金の稼ぎ方だとは思わないだろうか?
あとは、外人講師に負けない陽気さや素早さがあればOK。
ぜひモノにして、試してみることをオススメする。

無論こういったお金をもらう目的だけでなく、
単純にみんなもぜひ、海外の本物のお金持ち講師がやるセミナーには、すすんで参加することをオススメする。
僕も以前まではセミナーを馬鹿にしている部分があった。
しかしだいぶ数をこなしていくうちに、以下のようなメリットがあることに気づく。

・同じこころざしの人脈やコネクションを増やせる
・講師陣やお金持ちと仲良くなれる
・ネット上では非公開の、そこでしか知れない情報をゲットできる
・ネットでは非公開のセミナーや集まりに参加できる
・1億円をもらえる(new!)

結果的に自分の人間力はあがるし、お金も稼げて、人生全体がより豊かになるのだ。

で、かく言う僕は、席が演壇から遠いこともあり、100万ドルを取り逃してしまった。
次回の機会では、確実にモノにしたいと思っている。
ちょっと面食らってしまったことも原因だね。
それこそアレン氏のように、1億円をただのアメ玉と思えるほど、自分の中の基準をあげる必要があるのだろう、と痛感した。

サイトアフィリや不動産など、既存のノウハウで、しっかり自分の収入の軸を作ることも大切。
しかし世界全体の事実として、お金というのは一部の上流層の人々が牛耳っているわけだ。
川は、常に上流から下流へと流れていくもの。
お金持ちの気に入ることをやっていき、彼らが上流から流すお金を、我々が下流で受け取っていく。
そういった視点も、決して見失ってはならないことだろう。
そしてそのお金を生き金とし、自分も徐々に上へ、上へと、サケがそうするように上流へとのぼっていけるようにするのだ。
具体的には、不動産投資などにまわせるのが、一番いいね。

海外のお金持ち講師のことを徹底研究することも重要だ。
ロバート・アレン氏だけでなく、ジェームス・スキナー氏やジェイ・エイブラハム氏、アンソニー・ロビンズ氏等、そういった「本物」の方々を研究し、彼らの好き嫌いを調べておくこともオススメだ。

結局のところ、「海外の億万長者セミナー講師にこばんざめ」が、最短で一気にお金を稼ぐことができる。
そのお金持ちのことを徹底研究し、近づき、その相手の弟子にしてもらうか、24時間ずっとその相手のために無償で働く。
スキームとしては、それだけで十分。
お金持ちの近くにずっといることで、一気に思考も行動もそちら側へとシフトされる。

僕自身は、だいぶアレン氏のセミナーを見れて満足だ。
やはり100万ドルばらまきが良い刺激になり、今後よりいっそう稼ぐ動機につながっていきそうだ。
お金持ちほど他者に対して寄付・投資を頻繁におこなうが、本当に彼らはその額が尋常ではない。
可能性を感じる元気な人には、じゃんじゃん投資している。
僕もわりかしそういった寄付・投資行動はおこなっているほうだが、彼らほどがっつりではない。

それと、今後も国内に住むのであれば、オススメはやはり東京都だ。
無理ならベッドタウンである神奈川・千葉・埼玉のいずれか。
やはり主要なセミナーというのは、東京を中心に展開される。
そういうものだ。
せいぜい他の場所があるとすれば「たまに大阪」という程度のもの。
北海道、九州、東北、中国四国などでは、到底ありえない。
ジェームス・スキナー氏ですら、火渡りの修行体験ができるという理由で、千葉の安房鴨川に年3回程度だ。
毎回飛行機や新幹線で東京にくるのは、だいぶ億劫だろう。
ということで、今回のように「元気にふるまうだけで1億円をゲットできるチャンス」に巡り会いたいのであれば、東京都住み一択だ。
東京には、たくさんチャンスが転がっているのだ。

なお、世界全体規模で見たとき、トップレベルのセミナーはシンガポールでおこなわれることが多い。
今後海外移住される人は、その点も参考にされるといいだろう。
現在シンガポールは地価が高いが、そのすぐ北にあるマレーシア・ジョホールバルは、地価が安い。
リスニングできる程度の英語力、もしくは通訳を用意しておくことも忘れずに。

今後の海外講師によるセミナーだが、たとえば以下のような準備セミナーがある。
こちらの参加は無料だ。

LIVING LEGENDS Leaving a Legacy体験セミナー

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家族仲が悪いほど成功者になりやすい?

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(画像は7月の安房鴨川旅行より)

最近判明してきたこととして「母親との仲が悪い人は、成功者体質になりやすい」ということ。
どうやら幼少期に母親と良い関係を結んでこれなかった人って、一定の感情が欠落していることが多いようだね。
だいたい頭のおかしい母親を持っていると家族内で基本的愛情が形成されないので、「周囲の価値観は信用できない」「自分を守れるのは自分だけ」という思考にシフトしていき、結果、理屈で行動しやすくなる。

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母親との仲が最悪 → 理屈傾向 → 成功者体質
母親との仲が良好 → 感情傾向 → 失敗者体質

自分が理屈ベースの人間か感情ベースの人間か。
その見極めが重要です。

多くの人は「非・成功者の価値観」で生活している。
なぜなら周囲の人々というのは、だいたい成功者とは程遠い、普通の人生を送っている。
そして人間は、そうした周囲の情報・影響をうけて、後天的に生き方が左右されていくから。
まわりが失敗者だらけなら、自分もまた失敗者になりやすい。
だから幼少期において「まわりの人間が敷いた価値観のレールには、絶対に乗らない」という気概を持つことが、わりと重要なわけ。

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それまでの生き方、考え方、感情が原因で、お金稼ぎや人間関係において失敗した人生を歩んでいる。
なので成功者になりたいなら、自分の中にあるそうした感性、感情、見栄といったものを一旦すべて捨て、理屈によって行動する必要がある。
納得のできないことでも、とにかく成功者に言われた通りに、成功者の思考・行動をコピーすることに努める。
「変化・成長のためには、感情ではなく理屈によって行動する必要がある」ということさ。

理屈ベースの人間は、成長・変化していくことに優れている。
その場しのぎの感情にとらわれず、みずからが設計した将来へのステップにしたがって行動をおこせるからだね。
よって成功者の行動・思考を素直に模倣していき、お金稼ぎや人間関係においても、すぐに成果がでるようになる。
いわゆる守破離ですね。
実際こうした人々はネットでのお金稼ぎにしても、マインドの部分を省いてやり方(ノウハウ)を教わるだけで、すぐに実践して成果をだす。

いっぽう母親と仲睦まじい関係を形成しながら温和に育ってきた子供だと、感情ベースの人間として育ってしまう。
自分の家庭における温かみがあたりまえのものとなり、社会に対しても無意識のうちに、そうした安定志向や温かみを求めるようになる。
だからこそリスクを避け、普通に学校へ行ったり、会社員になったりする人が多いわけ。
ネットのお金稼ぎでも、ノウハウを教わったところですぐには実行に移せず、マインドから強化していく必要のあることが多い。
僕にはよくわからない感覚だけど、やはりこうした人々は、ネットのお金稼ぎに対する、もしくは社会から村八分にされることに対する「得体の知れない恐怖感」というのが、根底にあるらしい。

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物事に対して過度に怒りっぽいところも、文字通り、感情ベースの人には特徴的。
たとえば子供を殺した犯罪者が報道されるたびにプリプリしている人が日本人には多いが、わりとその感覚、僕にはわからないことが多いね。
もちろん犯罪だから「悪いこと」という認識はある。
しかし怒る怒らないという観点で話をするならば、「そんなことでいちいち怒っていられるほど人生は長くない」という理屈が先行するのさ。
犯罪者に対する憤りはまだマシだが、これが政治家に対して「自分の生活がよくならない」となんやかんや文句を言う人であれば、本格的に人生失敗する人の典型という感じだね。
ニュースを見るだけならまだしも、ブランドのあるコメンテイターでもないのにいちいちニュースについて意見・文句を言うことって、成功哲学的には人生の浪費だったりする。

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あとは、理屈型であれば一人で精密な行動をすることが得意、よってレバレッジのきく高収入なネットビジネスにも向く。
逆に感情型は複数人で単純作業をすることが得意、よって現場のレバレッジのきかない低収入な仕事が向く、といった特徴もある。

なんであれ、自分が感情傾倒なのか理屈傾倒なのか、よく見定めることが重要。
感情傾倒であれば失敗者の価値観になりやすいため、マインドから強化していく必要がある。
理屈傾倒であれば、ノウハウを習得して実践するだけでOKな可能性がある。

ところで成功者体質というのは、それだけの不幸を味わっているので、当然のことながら良いことばかりでもないね。
たとえば母親との人間関係が悪いと、思考が成功者に傾くぶん、犯罪者にも傾きやすい。
正確に言えば「母親との仲が悪い人は、成功者か犯罪者になりやすい」ということ。
ぱっと見、家族仲の悪い人で犯罪をおかさずに成功者になっている人は、やはり少ない。
しかし感情ベースの温和な家族よりも、理屈ベースの冷たい家族からのほうが、成功者がでてくる可能性は圧倒的に多いということも事実。
これから育児を開始しようとする親御さんにとっては悩ましいところだけど、意図的に子供を理屈ベースに育てようとする場合は、注意が必要だね。

そもそも成功と犯罪って、わりと紙一重な部分がある。
成功にしても犯罪にしても、刺激的でダイナミックな人生というところが共通点。
実際、性犯罪や自殺未遂をおかして成功者に転じた、というケースはやはり多い。
誰とは言わないけれど、そうした成功者をだいぶ見てきているよ。

いっぽう普通の温和な家族関係で育った人たちにはそうした刺激がなく、無の人生となりがち。
極端だけど、母親と仲のよい男子がしばしばマザコンとなり、大人になって就職しても母親離れができず、いつまでも恋人ができない。
そうしたパターンがあるよね。
幼少期からすでに満たされた人間関係があると、それ以上を求めなくなり、将来的にお金稼ぎも恋愛も捗らなくなる、というのは確かに言えることなんだね。
温和ゆえに刺激やリスクを求めず、後々成功者と比べると無みたいな人生になるというのは、なんとも皮肉な話だ。
逆に幼少期における感情や幸福感が希薄だと、反動で大人になったときには、逆にそうしたものを求めようとする。
そういうことなのだろう。

どっちのほうが幸せ、ということは言えないだろう。
酸いも甘いも噛み分けた、ダイナミックな人生を送りたいのか。
それとも学畜・社畜をしながらも、漠然とした幸福感に包まれた平坦な人生を送りたいのか。
ただ平坦な人生だとあまりお金も稼げず、大震災のときに逃げる術がなく、日本の没落とともに死んでいくことになるのは、言うまでもない。

余談がすぎたが、お金を稼ぐ上においても、幼少期に自分がどんな風に育てられてきたのかは、影響を与えてくる。
そして温和に育てられてきた人が成功者になりたいのであれば、成功哲学やマインドといったものを徹底的に脳内に叩き込まないと、なかなかうまくいかないことが多い。
このことを覚えておこう。
そんなわけなので、特に温和に育ってきた人ほど、ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」やスティーブン・R・コヴィー「七つの習慣」を脳に焼きつけるほど、繰り返し読み返すことをオススメするよ。
劣悪に育ってきた人は逆に、なるたけ感情欠落をうめる勉強・経験を、たくさんしていくようにしよう。

僕も大概理屈傾倒の人間なので、やり方を教わってもなかなか行動に移せない人たちを見るたびに「なんでできないのだろう?」と考えていたが、この「家庭環境が稼ぎ力に影響する」という話を知って、ひとつ謎を払拭できた感じだね。

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学校の存在意義ははてしなくゼロに近い

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ゼロに近い、は言い過ぎ?
でも実際そうなりつつある社会でしょ。

これから授業だってイーラーニング化してパソコンでOKな時代がくるだろうし、そうなると現場の学校に求められるのは、教職員の質。
単なる授業をおこなうだけの教師なんて不要。
アイドルとまでは言わないけれど、本当の意味で、生徒に未来や希望を与えるブランドある教師が、必要なんだと思うな。

教職員のほとんどはいまだに昭和というかなんというか、まあ形骸化しているね。
単に勉強くりかえすだけで教職免許とって、そのまま教師になったような温室育ちが多い。
リスクをとっていろんな経験して、人生哲学をしっかり屹立させてきた人の集まり、ってわけではないんだよね。
発想が固定観念化していて言っていることも稚拙だし、彼ら人生のなんたるかなんて、ろくに知りやしないんだから。
そういう人達が生徒に理想を与え、導くことができるかというと、まあ残念ながらないだろう。
これまで僕も尊敬できた教師なんて、一人もいないね。

たとえば、なにかあるたび単に「勉強しろ」とかセンスのないことを言う大人にだけは、なってはいけないね。
なにより効果がない。
それで実際に勉強する気になる子供が、どれくらいいると言うのだ?
このとき子供が「なんで勉強しないといけないの?」と疑問を発したとき、子供が納得するだけの答えや理由を与えてあげられるというのなら、話は別だけどね。
言っておくけど「将来あなたが豊かに暮らすため」は、なしだよ。
「なんとなくやっておいて損はない」とかはもう最悪。
昨今ではネットを使えば、別に中卒の無教養でも簡単にお金持ちになることができる世の中だ。
勉強の目的は、もっと別の所にあるはずだよね?

結局子供の動機の部分がしっかりしてなければ、勉強をする意欲自体わくわけもない。
そのことを理解していない大人は多いね。
勉強はあくまで手段。
ろくに子供の生きる目的や自己実現の部分にフォーカスできない大人がね、「うちの子供(生徒)はまったく勉強しない」とかごねているのを見ると、とても滑稽ですよ。
大人が本気で子供に勉強させたいと望むなら、それは大人の能力が低かった、ってことです。
その自覚がない大人は何やってもダメ。
反省もない。
子供のせいにしちゃいけないでしょう、自分らのせいだよ。

僕は別に勉強は無理してするものではないと思っているので、したくないやつはしなくていいと思ってるよ。
というか単純に、強制するからみんなやらなくなる、ってのもあるんじゃない?
途上国の子供の様子を見ていればそれは歴然。
勉強できない環境下だからこそ、彼らは自発的に「勉強したい」と言いだす。
いざ日本みたいな勉強の押し売り環境に放りこまれたら、そら本来したかった勉強だって、したくなくなります。
素直に子供の好奇心を走らせやすい環境にしてあげることのほうが、よっぽど大切だね。

なんというか最近は、むしろ教師より生徒のほうが大人びていて、良いことを言える時代だよね。
なんでこんなふうになったのか?
学校の教師よりも偉大なる教師、グーグル大先生を擁するインターネット社会の存在こそが、結局は大きい。
ネットを使えばわからないことなんて、なにもないんだから。
少なくとも周囲の大人が助言するようなことよりは良いことが、そこには書かれている。
人生をより良くするための手段も、ね。
ネットに流れてリテラシーを高くしていく、新人類とよばれる子供の急増。
そこに大人たちは脅威を感じている。
これまでの「こけおどしの自己満足な教育」が通用しなくなると、ようやく悟り始めたわけだね。

教師にかぎらず、親もそう。
大人のみなさんは子供と接するとき、ひとりよがりになっていないだろうか?
自己満足や感情だけで子供に暴言を吐いてみたり偉ぶったりするのは、下の下。
もうそんな古臭い昭和のやり方からは、いい加減脱却しましょう。
基本そういう大人に、子供は不信感をいだく。
あたりまえだね。

人格(思考)とは、まわりに設定・配置する情報(言葉)の質によって変わっていく。
悪口ばかり聞いてきた子供は悪口を言うようになるし、大人から快感を与えられた子供は、他人にも快感を与えようとする。
まわりにいる大人があまりに有害でしかないというのなら、子供は自分の環境を変えないといけない。
そういう意味で、ネットという環境は非常にお手頃なんだね。
子供はダメな大人の言うことは、聞いてはいけない。
どういうところでダメと判断するかは、まずは、将来自分がそのような大人になりたいかどうか。
将来自分がなりたくないと思っている大人の言うことを聞いていても、時間の無駄だよ。
成功者の言葉のみ、信じていかないといけない。
ネットにはそういう成功者ってのが、ゴロゴロ転がっている。
彼らの言葉や生き様を聞き、実践して、経験をつみかさねる。
それこそがより良い人生にするための最短ルート。

親、教師を含む、子供になにかを教える立場の大人達は、もう勉強さえ教えていればいい、という状況ではないんだよ。
やはり大人もまた周囲に配置する情報を、根本的に変えていかないといけない。
それをしないから形骸化するんだ。
ネットだって使うべきだし、リスクをとってどんどん経験をつみかさねることもおしんではいけない。
でないと大人諸君、気がついたときには今世紀の新人類たる子供達に、どんどん追い抜かされることになるよ。

子供にしても大人にしても、もはやネットを使って情報を集めていくのは必須。
深く思索し、人生を豊かにするためのノウハウを実践して、経験を積み重ねていく。
これこそが、成功の好循環と言える。
「子供のほうが活力あるから」「自分はもう年だから」と言い訳してネットに手を出さないでいる大人は、すぐさま浦島太郎になってしまう。
リテラシーも経験もなければ思考も人生哲学もなく、あっというまに子供になめられる大人の完成、ということだ。
こうならないように、気をつけて生きていきましょう。

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