特に過保護な親に管理されてきた子供。
親ももちろん悪いんだけど、結局子供の人生は、その子供の選択の結果だからね。
どんなに劣悪な親であったとしても、子供の選択次第で、いくらでも運命は変えられるんだ。
まずは門限。
「門限を破ったら親に殴られる」とかいうダサい理由で、門限を高校卒業まで守り続けている人に、いったいどんな未来がすごせるのかなあ、と。
たとえば高校生であれば、クリスマスくらいは夜通し彼氏彼女とすごしたい、って思うのは普通なことなんじゃないかな?
「高校時代に夜通しクリスマスを恋人とすごす」って経験はすごく尊いものだし、実行できればその後の人生にも、きっといい栄養になるよね。
門限を破らなければさ、こういうこともできないんだ。
最悪なことに僕のツイッターの知り合いにはね、大学に入ってもなお親から門限が規定されていて、しかもそれを忠実に守ってる、って人が多かったりする。
ちょっとこれはやばすぎだよね。
いわゆる箱入りの温室育ちってやつさ。
なんのリスクもかけられないまま成人していってしまう、もうこうなったらお手上げ。
その後の恋愛も成功しにくいし、お金稼ぎもうまくいかず、自己実現もままならない。
怠慢と安定性ばかり求めて生活する人生しかない。
what a mess、悲しすぎて涙がでてくるね。
10代のうちにどういう行動とってきたかで、その後の人生は劇的に変わります。
未熟であっても許される年代にこそ、やっておくべきことってかなりあるから。
年とると失敗だって、なかなかしにくくなるんだぜ?
親にびびってる子供諸君?
親、教師をはじめとする大人なんてね、別に全然怖くはないんだよ。
別に君を殺すわけじゃないし、四肢切断するわけでもない。
お互いの利害が一致しない場合は、まずは交渉してみよう。
親も教師も、本来は君のより良い成長ってのを願っている。
ただ方法論が違うだけで、基本的に目指しているものは同じなんだ。
そして多くの場合、親たちの方法論は間違ってしまう。
本当の意味で、子供の幸福を願っているのならね。
結果的に親たちの目的や思考は変節して、自分のエゴをかなえるための手段として、子供を使うようになる。
だから説得してみたり、等価交換で取引してみるのさ。
よりよい自分の将来のためならば、自分の方法論のほうが親の方法論より優れているんだ、って親に思わせる。
極端な話が「次の試験でいい成績とるから、そのかわりに●●させて」みたいな形で、単純交渉してみるのもいいね。
学歴重視な親の場合は、それで納得することもある。
親の心情、親が欲しているものをうまくつかんで、それを交渉材料にする。
もし相手が暴力ふるってきたら、こちらも背負い投げとかでもくりだしてやればいい。
いまどき柔道のやり方を勉強できる動画なんて、ユーチューブでいくらでものっかってるんだからさ。
実際に僕はそれで親を黙らせた。
そのことになんの後悔もないし、得たものは多いと思っている。
子供時代の貴重な経験や冒険を妨げることほど、親の大罪はないと思っている。
「成人したら自由にしていい」って言うけれど、成人したとたん、いきなり自立方向にスタイルを変えられる子供ってのもなかなかいないね。
それまで過保護で管理されてきたぶん、そのあとどのように自立していくべきか、わからないんだもん。
子供のうちから自分で責任をとって、いろんなことを体験していくべきだよ。
これ残念なことに、お金持ちな家庭ほど過保護になって、そういう箱入りの子供を作ってしまう傾向にある気がするんだな。
温室、箱入り。
こういうのは残念ながら長期的に見たとき、絶対的に子供には悪影響を与えます。
実際過保護なお金持ちの子供ほど、うつ病になったり、リストカットみたいな自傷をしたり、薬頼みな生活を送っていたり、ソーシャルゲームばかりで遊んで好奇心もなく怠慢になったり、恋愛経験にも疎くなったり。
そういう子供を、これまで何人も見ている。
これから子供を作って親になるという人は、ぜひ気をつけてね。