確定申告で使用する科目の種類

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今回は、最近確定申告で僕が使っている経費の科目について紹介しよう。

1 備品・消耗品費

衣服、化粧品の購入で使用。
クッション、布団、ぞうきんなど、自宅、事務所に必要なものに使う。
パソコンやスマートフォン、その周辺環境の購入にも使う。
だいたいの経費がここにあてはまる。

2 接待交際費

外食以外の通常の飲食費に使う。
遊園地など、どこかに行ったときの費用にも使う。
誰かにプレゼントを送ったときの費用にも使う。

3 会議費

外食の費用、カラオケやネカフェにいったときの代金に使う。
誰かと会議するだけでなく、自分一人だけのときでも、事業に関する策を練るための施設使用費としてなら使える。

4 通信費

主にインターネット接続環境代。
プロバイダーやドメイン、サーバー。
その他、事業に必要と思われるアプリ課金など。
もちろんアプリにはゲームも含まれる。

5 旅費交通費

電車や飛行機などの交通費、宿泊先のホテル代といった旅行費として使う。

6 新聞図書費

本や情報商材の代金として使える。

7 家賃・水道光熱費

固定費。
自宅が事務所の場合は、ほぼ按分が前提。

8 事業主貸

プライベート使用。
会社、事業主のお金を私的に使う、もしくは私用財布におさめる場合に使う。
基本経費ではない。
事業に100%関係ないものの使用については、ここで処理。
薬や病院でかかった医療費は、医療費控除の補助科目を作り、事業主貸でとりあえず処理しておく。

9 事業主借

私用のお金を会社で使う場合に使用。
普通預金の国税、地方税、利息はこの科目を使う。

10 未払金

クレジットカードでの決済時に使用する。

11 雑費

僕の場合、いまのところ粗大ゴミ処理にかかった手数料にしか使っていない。
雑費はなるべく少なくし、別の科目を使うようにする。

経費になるかどうかの判定基準は人それぞれ。
「事業に関係しているかが重要」ってのはどこでも言われることだけど、ようするに税務調査が入った時に、税務署員を納得させるだけの理由を言えればいい。

衣服代にしても「完全に私用」と言う人もいるけれど、情報起業家の場合そもそも制服なんてないのだし、仕事時にも私服を着る機会は多い。
よってすべて按分で計上するのが妥当、と言うこともできる。
50%にしておけば仕事50%、私用50%ということで、後腐れがなくていいように思うね。
化粧品についても、仕事上他人と会うときに必要なものと考えることができる。
食費は事務所の場合、他人にわけあたえることがあれば、それもまた按分の費用。

僕の場合は按分を使うけれど「化粧品を事業主貸で処理、そのかわり衣服代を100%経費に」というルールを作っている人もいる。
このように公平なルールを作ることによって、正当性のある経費となっていくわけだ。

会計処理は、このようにだいぶ個性がでてくる。
気になる人は税理士に相談しにいくといいね。
「この基準はさすがにないだろ」という部分については、指摘してくれるはずだ。

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