怪しい怪しいアフィリエイト、その実態は?

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「アフィリエイトは怪しい」ってのはもうデフォルトの観念で、マイナスなイメージを持つ人が多い。
実際のところ、アフィリエイトは少しやった程度じゃ絶対に稼げないから、ちょっと実践してみたけどあきらめたという人は「アフィリエイトは稼げない」って吹聴する。
生計をたてれるほどに稼げているアフィリエイターは全体のうち1%以下、なんてデータもあったっけ。
もうアフィリエイトという言葉を聞くこと自体に、嫌悪してしまう人も多そうだ。
実際性格の悪いアフィリエイターも多いから、それがさらにアフィリエイトへのネガティブ感情を助長させるね。
特にオタクみたいな人は、こうしたマイナス感情は強そう。
「嫌儲」なんてスラングが2チャンネルでは常用されるわけだし。

でもね、そうやってみんなが怪しんでいるうちが、実際のところは花だったりするんです。
みんなが怪しいと思わず、世間に一般化してしまったら、もうその稼ぎ方は旬な稼ぎ方ではない。
これも「右に倣え」を美徳とする日本人にとっては、リスクをかけれるかどうか、の話になっていくんだろうねえ。
少しでも規範からはずれると恐怖感をいだく日本人にとって、確かにアフィリエイトをやるという行為は危なっかしいのだろう。

これね、投資でも同じことが言えるんですよ。
すでに爛熟しきった、安定した銘柄に投資しても、その後はもう大きな利益は見込めない。
だってもうそのときには、みんなが満場一致で「良い」と考えてる銘柄なんだから、それ以上株価があがるはずもない。
発展途上の段階で「将来的に成長する」と見込める銘柄に投資しないと、大きな利益ってのはないんですね。
つまり大きく稼ぐなら、怪しくて危なっかしいところには、進んで首をつっこんでいく必要性ってのが、確かにあるんです。
2000年当初もITやパソコン自体が怪しい怪しいと言われてたけど、いまではパソコンやスマホでゲームをやることもウェブ検索も、一般化しちゃってるでしょ?
良質なものは、一般化する前に、ケリをつける必要がある。

でも、アフィリエイトについては心配しなくていい。
なんでかって、長期間ねばって仕組みを作らないと、絶対に稼げないから。
これは逆を言えば、多くの参入者をこの地点でカットできるということ。
あきらめる人が多くなり、その結果、前述のように「アフィリエイトは稼げない、怪しい」なんて言う人が多くなる。
アフィリエイトに対する怪しさは、長期にわたって一般人の意識にすりこまれていることだろう。
そしてこのことが、アフィリエイトを真剣にねばってやっている人を、当分は稼ぎやすくしてくれる、というわけさ。

心理学でイノベーター理論ってのがあるけど、まさにこれらの事例にあてはまる。
イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード。
簡単に言えば、左のイノベーターに近づくほど、流行ってない良質なものを進んでとりいれる層。
右のラガードに近づくほど、流行ってからでないと良質なものであってもとりいれない層。
成功するためには、より左の層にならないといけない。
イノベーターとラガードの違いは、良質かどうかをしっかり見極める知識、目利きがあるかどうかだろうね。
ラガードは怠慢だから「流行ってるもの=良質」という基準で、「モノを良質」と判断するときは他力本願がベース。
イノベーターは自分で判断する。流行ってないうちに自分の判断力で良質かどうかを判断する。
だから投資して流行ったときには、利益を得られる、そういうことだね。

怪しいものであっても、知識を前提に「良質」と判断できるものには、どんどん首をつっこんでいきましょう。
それが正しいリスクのかけかた。

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